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のぼうの城

足の指を上下させて足を暖めていたら、足の親指と小指以外が間接決まった?ような状態に。
上向けると痛くないんですが下向けると異常な痛みが。
どうすればいいかわかんなかったので引っ張ったら治りました。
いや、痺れじゃないですから。じわじわじゃなくて。
でも左足親指がずっと痺れてる。

のぼうの城を友人を見に行ったので感想を。
のぼうの城公式HP

原作を読んだ人はもう一度本が読みたくなる映画でした。

【ネタバレあり】

豊臣秀吉が唯一落とせなかった城。
なんてキャッチコピーから始まりますが正確には小田原攻めで支城を落とす際、
豊臣秀吉の部下、石田光成が落とせなかった城。ですね。

原作を二年前に読んで面白い!と思いました。
原作の話になってしまいますが、前半は「のぼう」について語りますが後半の疾走感はすばらしいです。読んでいて続きが続きが、と気になる良作でした。なんかで紹介されてましたね。

映画の話に戻りますが、中身は約二時間半という超大作。…ですよね?
原作を読んだのが昔なので断言はできませんが、アレンジはさほど加わっていなかったように思えます。
原作に忠実、見た後に記憶に物凄く強く残る、というよりラストがさっぱりしているので見終わった後も長かったな…という印象を受けました。

さて、公開が数十か月延びてこの時期に公開になりましたが、水攻めのシーンです。
確かに家屋が飲み込まれるシーンや人々が走り逃げ回るのはあの災害を彷彿とさせます。
ですが全体引きの画が少なかったからか城が飲まれるという感じはあまりしませんでした。
そこも配慮でシーンカットしたんでしょうか?水攻めシーンはあっという間に終わります。

のぼう役の方、野村萬斎さん。
芸能人に詳しくないのですが、演技とても上手くて。有名な人なんでしょね!
のぼうのイメージは身長がたかく肩幅の広いちんちくりんな男のイメージだったので一年前公式HPで確認したときもこの人がのぼう…?イメージが違うなぁと思いましたが、全くの思い違いでした。

どこかズレていて悪いやつじゃないものの、何かを任せちゃおけない男だったのに、ひとたび戦をすると意地の悪い心理戦で勝利へ導く。まさにそんな感じでしたね。
意地の悪い、という点であれは天然です、なんて言われそうですが映画の映像として見てみてもどうみても意地の悪い策士です。最後なんてモロでしたね。

榮倉さんの男をちぎってはなげ、ちぎってはなげのシーンが少し気になりました。
ぎゅるんっと人が回るので不自然でしたが、まあ現実こんな感じなんでしょうか。わかりません。
馬に乗ってるお姫様のシーンかっこよかったです。怒声もよかったですね!

佐藤浩市さんですが…マジックアワーのイメージが強すぎてちょっと不思議でした…でもシブい。かっこいい。
一騎打ちのシーンは鳥肌立ちましたね!ざわっと!
成宮君の火矢を射るシーン、かっこよかったですね。このシーン楽しみにしてました。
あとあの伊達っぽい刀のつばを眼帯代わりにしてた人、誰だったんだろう?

意外だったのが上地さんです。
普段軽めのキャラなので重い人は合わないんじゃないかとハラハラしてましたがそんなことなかったです。
今回のキャスティングは神懸ってましたね。驚いた。


そういえば今回の映画、意外とグロテスクシーンが多かったです。
CMでは「のぼう戦に出る!秀吉対決!」みたいなコメディ強めに宣伝されてますが、
戦国時代、戦の映画なので首は飛びます、人も焼けます、目の前で撃たれます。
結構やんちゃします。びっくりしました。

初めて学校近くの映画館に行きましたが最後のスタッフロールのところで席立って出て行く人多いですね。
最期に残ったのは10人ほどでした。若い人ばかり。
お年寄りの方が多いと聞いていたのに不思議。若い人の方が最後まで見ているんですね。
おわり。

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