長い見通し、急く人々、当事者の焦燥 日記 2011年11月13日 東北大震災が3月11日に起きてから、夏を超えて冬を迎えましたねぇ。 東北の仮設住宅は暖房設備もたくさんあるから大丈夫です!って地元ニュースでやってたけど、 今年の冬は寒さ以外にも心細さもあるでしょう。大丈夫なんてことはないね。 最近TPP問題が浮上してヨーロッパのEUの問題も報道されてるけど、 半年前に比べて圧倒的に東北大震災話題は減りましたね。 それが復興し始めてるから話題にする必要がなくなったっていうわけじゃなくて、 視聴率を取るのがこの話題、っていうのが…なんといえばいいのやら。 それだけの理由じゃないって分かってるけど、さぁ。 福島原発はちょいちょい言われてるけど震災者の声は格段に報道されなくなったよね。 まぁ声を拾ったところで 「政府はいつになったら具体的な政策を~」とか 「子供たちの未来が心配」とか「瓦礫の撤去がまだ」とか「何の保障もない」とかだけど。 政府にさ、 「家を失った人は~の保障してほしい」とか「店を再び開店したい!資材と食材を!」とか 「銭湯を作ってくれればみんなで使えていいのになぁ」とか「どこにでも自由に行けるよう車手配頼む」とか、 具体的な案はたくさんあるはずなのに、不満の声が大きすぎて届かない。 復興したい気持ちは分かる、自分たちも復興に向けてなにかしたい。 一時的なものじゃなくて将来性を見通すなら誰にどれだけとか手をこまねているより 公共的なものをこう、ばーんと作ったらいかがですか。 まぁ他人と共有すんの嫌だ!っていう人は…さ…利用すんのやめてもらって。ほっとけ、十人十色だ。 放射線が怖いのは分かるよ。でも臭いものに蓋じゃないけどシート被せて放っておいてどうなる? とりあえずは飛散してるのを一箇所にまとめてものがなくなったところに以前よりももっと良い町をつくろう。 地域によっては「ここ今建物建てちゃ駄目だからね!」って言われてるところが有ると思うけど、 じゃあ言われてないところに建物建てれば。 まずはみんなで土地を割り振ってさ、とりあえず一軒家だと土地の広さ問題があるから アパートなりマンションなり。その場にいなくて土地を割り振れない人の分も一応残して。 少しずつ図書館も町役場も建てて、港町と山の上の住宅と分けて。 また震災がきたときには対処できるようにみんなで意見出し合えば良い。 何が駄目とか無理とか今はないんだから少しくらい夢見た提案をまとめて、 それを政府にどーんと出せばいいじゃない。 何度無視されても何百部も何千部も送っておやりよ。その未来計画を西日本の人たちに伝えてごらんよ。 で、寄付を募れば、一つの町くらいは復興できるくらいお金も資材も集まるんじゃないだろうか。 復興する気持ちをストレートにぶつければ、時間はかかるかもしれないけど届くよ! と、思う。 甘いかな。 [1回]PR